国立病院機構村山医療センターは、一般病院では対応が困難な骨運動器疾患の他に、脊髄損傷に関しても高度な医療と社会復帰を目指したリハビリテーションまでの一貫した医療を行っています。
脊髄損傷の入院病床は80床と、関東地域でも有数の病床数を有しており、交通事故やスポーツ事故などのほか、疾患により脊髄に障害を負った方などが入院しています。
当センターでは平成21年度より脊髄損傷看護院内認定看護師制度を設けており、主に脊髄損傷病棟の看護師が、脊髄損傷に関する専門的な病態や合併症について学び、リハビリテーションや、社会資源の活用、患者の心理について考える演習など、2年間にわたる専門研修を受けたのち、院内認定看護師の資格を得ています。
平成26年度には新たに2名の看護師が認定され、現在6名の脊髄損傷看護院内認定看護師が直接患者さんの看護を行い、更に看護職員の教育・指導に取り組んでいます。
朝妻院長より認定証の授与
整列して記念撮影