5月19日(木)、2度目となる中国脊椎整形外科日本視察団19名が村山医療センターを訪問しました。
今回も、日本の脊髄整形外科の特徴や手術法などについて話を伺い、勉強し懇親したいという中国側からの希望に対し、社団法人日中協会を通じて当院に依頼がありました。前回(平成27年12月8日)は、日中協会から突然の依頼ではありましたが、「日中友好のため、是非お願いしたい」との強い希望もあり、朝妻院長が即決で受け入れを決定しましたが、今回も「日中友好のためなら」と院長が快く快諾しました。
当日は、中型バスで当院に来られ、互いに挨拶をした後、朝妻院長から村山医療センターの紹介と当院における脊髄、脊椎の手術を紹介しました。通訳を介しての説明でしたが、参加者から手術方法等について積極的に質問があり、活発な意見交換が行われました。
その後、リハビリテーション訓練室を見学、ロボットスーツやつり下げ式・つり上げ式歩行訓練器械(ホイスト)の説明後、正面玄関前で記念撮影を行いました。
最後に訪日団長から、「本日はありがとうございました。日本にきて感じたことが2つある。1つは環境がきれいなこと、もう1つはどこに伺っても日本人は親切なこと。おもてなしがすばらしい。中国でも見習いたい。」との謝辞があり、1時間半という短い時間ではありましたが、無事終了しました。日中協会からは、「日中友好のため今後もお願いします。」と感謝の言葉がありました。当院で紹介した医療技術が多少なりとも中国の医療の発展に寄与することが出来たのではないかと感じた1日でした。