これまで有効な治療法がなかった脊髄損傷の患者さんへのiPS細胞を用いた移植手術治療が計画されています。
本日2月10日のNHKでこのニュースが取り上げられました。
慶應大学の岡野英之教授と中村雅也教授のグループが学内の倫理審査委員会に本日計画の申請を行いました。
計画では18歳以上の患者さん7人に、iPS細胞から作成した神経のもとになる細胞を移植することになります。
まず学内の倫理審査を通過した後に国への申請が行われます。
ニュースでは脊髄損傷後にリハビリを続ける患者さんのインタビューが行われましたが村山医療センターに入院されている患者さんでした。
先日NHKが当院に取材に来られたのです。
村山医療センターには多くの急性期、慢性期の脊髄損傷の患者さんが入院されています。
今後、機能回復への希望の道が開かれようとしています。