テーマ『脊髄損傷治療の現状と課題』
開催日時:平成29年4月22日(土) 14:00~16:30
開催場所:武蔵村山市民総合センター 3階集会室
主催:NPO法人日本せきずい基金
協賛:コロプラスト株式会社
平成29年4月22日、せき損研修会が行われました。NPO法人日本せきずい基金の主催でおこなわれた村山医療センターの職員の勉強会です。今回で2回目になります。
前回同様にせきずい基金の大濱理事長と安藤副理事長にご出席いただきました。今回は特別ゲストとして日本財団パラリンピックサポートセンターのマセソン美季さんと国立病院機構本部の古都賢一副理事長にご参加いただきました。指扇病院の味村俊樹副院長に特別講演をお願いしました。当院から3人の講師による講演のあとでパネルディスカッションが行われました。いずれも深い内容で充実した週末でした。
診療情報管理士 藪下千恵美
頚髄損傷患者さんの治療を行っていくに当たって、医療経済的な面からの問題点について報告していただきました。
脊損病棟副看護師長 溝口麻里
脊髄損傷の患者さんの抱える排尿障がいへの対策として排尿ケアチームによる取り組みを報告していただきました。
理学療法士 栗原淳
下肢不全麻痺の患者さんへのHALロボットスーツによるリハビリの効果について報告していただきました。
医療法人三慶会 指扇病院
味村俊樹副院長
排便障害の基礎知識と最新の治療について講演していただきました。
日本財団パラリンピックサポートセンター
推進戦略部プロジェクトマネージャー
マセソン美季
ご自身が経験された脊損患者としての村山での思い出と、現在のご活躍について講演していただきました。
土曜日の午後でしたが、椅子が足りなくなるほどの参加人数でした。時間に限りがあり後半のパネルディスカッションに余裕がなくなってしまったのが残念です。次回は近隣の医療関係者や患者さんにも参加していただけるよう考えていきたいと思います。