村山医療センターの基本方針の一つとして、地域医療連携の推進を掲げております。医療の効率化が叫ばれ医療機関の機能分化が進められてきた現在では、それぞれの医療機関が果たすべき役割を明確にすることが必要であり、そのためには地域医療連携室の任務は重要と考えております。高度専門別に細分化された現在の医療では病病連携、病診連携なしには成り立ちません。また患者さんが自分の病状にもっとも適した病院受診をよりスムーズに行ってもらうためには連携室の役割は重要と考えております。更にソーシャルワーク援助技術を用い、ネットワークを活用することで福祉施設とも連携をとって患者さんのニーズに応えていきたいと考えております。患者さんにとって医療の質が維持されていること、医療の継続性が保証されていることが安心感につながります。患者さんの期待に応えられることが患者さんの病院に対する信頼感につながります。
当センターの地域医療連携室では、他の医療機関・福祉施設と共に患者さんを支えていくようにスタッフ一同積極的に対応していきたいと思っています。何か不安・心配事がありましたら、気楽に相談窓口までお越しください。
地域医療連携室長(リハビリテーション科医長)
植村 修