乳がんは40歳代でなりやすいがんで、日本でも年々乳がん患者さんが増えています。乳がんは早期に発見し治療することで、治癒が期待出来るがんです。
そのため自覚症状がまったくない女性でも、2年に1回の検診を受けることが推奨されています。マンモグラフィ検診を受けることで、しこりとして触れる前の早期の乳がんを発見できる可能性があり、乳がんで亡なる方を減らすことができます。しかしながらマンモグラフィ検診を受ける方は、欧米では60~80%に達しますが、日本では30%程度とまだ少ないのが現状です。
当院では、女性の放射線技師がマンモグラフィの撮影を行っています。(診察は男性医師となります。)
マンモグラフィ検診で「異常あり」とされた方は精密検査を受けていただきますが、すべての方が乳がんというわけではありません。マンモグラフィで写ったものが、良性か悪性かを精密検査で調べていきます。
当院、村山医療センターではマンモグラフィに加え超音波検査や、細胞診を行うことも可能です。
また、マンモグラフィによる集団検診のない40歳未満の方も、自己検診をしっかり行うことをおすすめいたします。乳がんを、自己検診で発見し医療機関を受診される方も多くいます。自己検診で、乳房のしこり、乳頭からの分泌液、乳房の痛みがないか月に一度は確認してみてください。
この機会に是非、乳がん検診をうけてみませんか。