村山医療センター 医局秘書
アルーナ
こんにちは、医局秘書のアルーナです。
看護の日は皆様、ご来場ありがとうございました。
ところで・・
ドクターの日常をレポートせよ!
とのボスからの命令が下りました。
第一弾は、医局で起きた不思議な出来事を。
外来の仕事をおえたY医師が医局にもどってきました。
医局秘書のホームグランドである大机の反対側の椅子にドンと腰掛けてひそひそ話し出しました。
「先日頚椎の手術をした患者さんが術後の経過を報告にきたんだ。」
「さては調子がよくなかったのですね。」
「まさか。その女性は術前に3つの病院を回ってドクターショッピングをして、結局私が手術をしたんだ。手術の前と後にある神社でおみくじを引いたんだって。君はおみくじって信じる?」
「お正月にはつきものですよ。」
「私は信じない。信じられない。しかし・・・」
「おみくじがあたったんですか。」
「手術前のおみくじの“病気”のところに“医師を選びましょう”って書いてあったんだって。」
「まあ今の時代ですから、セカンドオピニオンも普通ですしね。」
「手術後にもう一度同じ神社にいっておみくじを引いたんだって。
それをもってきてくれたんだ。
コレだよ。」
「なるほど。“恋愛:よい人幸せあり”、まさかこれ自分のことだと思ってないでしょうね。」
「ちがうそこじゃない。」
「“病気:神と医師を信じましょう”っていい話じゃないですか。」
「信じられないのはその上に書かれてあった短歌だよ。」
「谷の戸いずる・・・!!!。」
「できすぎているでしょう。」
「鳥肌が・・・」
Y医師はおみくじなんか信じないっていってました。
しかし食事を終えたY医師はそのおみくじのコピーをそっと自分の机にしまっていました。
やっぱり気になっているみたい。
神様ってやっぱりいるんです。
どんな世界でもそうなのでしょうけど、人と人とのつながりって重要なのですね。
A病院の診察に満足できず、B病院へ。そこでも納得できない患者さんはC病院へ。
より良いドクターを求めて、訪ね歩くが・・・
自分の病気の診断や治療方法について、今かかっている担当医師以外の医師(他の病院の医師を含む)の意見を聞くことをいいます。
こうした意見を聞くことにより、患者さんご自身が治療方法を決定するための参考意見を提供するものです。
「現在かかっている医師とは別の医師の意見を聞いてみる」
セカンドオピニオン外来を利用されてはいかがでしょうか?
わたしたちも少しはお役に立てるかもしれません。