村山医療センター 医局秘書
アルーナ
こんにちはアルーナです。
今回は野菜のお話です。野菜にはさまざまな色があり、それぞれ異なる健康への働きが期待されています。
栄養管理室のマルリンに野菜の話を聞いてみましょう。
マルリン、久しぶりね。
病院近くのひまわり畑で撮った写真をプリントしてみたの。きれいでしょ。
マルリン:
アルーナ。 久しぶり!
きれいに撮れているわね。暑い日が続いていたけど、熱中症は大丈夫だった?
アルーナ:
暑さ対策は万全よ。去年いろいろ聞いたことに注意して食事をとっていたから大丈夫。
それに、涼しくなった今頃も水分補給が大切だって教わったから注意しているのよ。
たしか、果物を食べることも水分補給になるって。
マルリン:
そうね、暑さが和らぐ秋から冬はのどの渇きを感じにくいけど水分補給が大切よ。
最近の果物は甘みが強いけど、もともと果物や野菜は水分が多い食品よ。
ちなみに、8月31日は語呂合わせで「やさいの日」だったの。
平成26年度の「国民健康・栄養調査」で調べた結果は1人が1日に食べる野菜の平均が約290gだったそうよ。
病院では350g以上の野菜をサラダや煮物、あえ物などの料理で出しているの。
加熱するとわかりにくいけど、焼きそばにもしっかりと野菜を入れてます!
アルーナ:
たしかに焼きそばの野菜はわかりにくいけど他の料理は野菜の彩り(いろどり)がきれいね。
トマトに含まれる「リコピン」が体に良いとか、紫色の「アントシアニン」が良いとか聞くわね。
実際にはどうなの?
マルリン:
それぞれの色がもつパワーは研究されて野菜の色が話題になるけれど、野菜が少ないなと感じている人はまずは「食べる」ことの方が大事よ。
色にこだわらず、好きな野菜を食べやすい料理で食べる・・・
もちろん、野菜を食べるために砂糖や油がたっぷりな料理ばかりってわけにはいかないけど・・・
その辺りはまた今度話しをするわ。
水分補給にも役立つ野菜。次回は野菜をお料理するときのお話です。マルリンから砂糖や油をひかえた調理方法聞けるようなので楽しみです。
栄養管理室では、患者さんの病院食にさまざまな工夫をしています。機会見つけてマルリンに聞いてみます!