村山医療センター 医局秘書
アルーナ
医局秘書アルーナです。
世の中憂鬱で混沌とした日々が続きます。コロナ対策ご苦労さまです。
当院では全身麻酔手術の患者さんにはPCR検査に加え、緊急手術時などには抗原検査も駆使してなんとか院内へのコロナ侵入を防ごうと努力しています。また他院からの転院患者さんについては胸部CTやPCR検査でコロナ感染陰性の確認を可能な限り行ってもらうようにしています。自粛はまだまだ続きそうですがみなさん引き続き頑張っていきましょう。
さて当院は最初のコロナ対策として1階に検疫のための病棟を作りました。これは4月の下旬にコロナ陽性患者さんが急増し、当院にも受け入れの依頼が東京都からあったためです。また検査体制の確立やコロナ対策の物資の調達のための時間を確保する目的もありました。現在はもとの病棟運営に戻し、万が一院内でコロナ陽性患者が発生した時は各病棟内対応にしています。世のなかの状況からはいつ院内で発生してもおかしくないですが、なんとかこれまでコロナの発生はなく入院患者さんにも問題はありません。
先のみえない中、積極的に仕事をしたり、充実した楽しい職場生活ができるようにいくつかの試みをしております（現在院内フォトコンテスト開催中です。別途報告いたします）。
さて今回の報告です。ピンバッジ：村山"THE STAR”を作成しました。
これは村山医療センターに多大な貢献をしてくれた職員に授与されるものです。
村山医療センターのロゴ（赤は動脈、黄色は筋肉、青は静脈、緑は環境を表現）に星と月桂樹をあわせたものです。
第1回目に授与されたのはコロナ対策病棟で働いてくれた看護師さん達です。もっとも不安でまだコロナそのものがよくわからない状況であったにもかかわらず、その病棟で働くのをみずから志願してくれました。また突然に過酷な状況が発生したにもかかわらず奮闘してくれたICN（Infection control nurse）の佐々木恭兵君に感謝しこれが授与されました。
写真は、第一回コロナ対策チームです。ありがとうございました。
 |
感染管理認定看護師 |
今後は年度の終わりに各部門から個人を推薦していただき、院長、看護部長、事務部長の協議により3人/年ほど選出する予定です。
・医療安全 医療事故になりそうな案件を事前に察知し回避できた
・臨床 困難な症例に立ち向かい苦労したが治療に成功した
・研究 学会発表で優秀賞を受賞した、優秀な論文を作成した
・教育 認定看護師の資格を取得した
など分野を問わず村山のために、患者さんのために、医療のために多大な貢献をした職員に授与される予定です。
年度末に表彰し報告させていただきます。
