村山医療センター 栄養管理室
マルリン
こんにちはマルリンです。
いつもはホームページ「スタッフに聞く!」のコーナーでアルーナと一緒に食事の紹介や食べものの話しをしています。まずは、マルリンのモデルになってくれた丸林さんを紹介。
管理栄養士の私が「栄養管理室」の紹介をいたします。
栄養管理室は「統括診療部 内科」に所属しておりますが、仕事をしている場所は病院の「ド!真ん中」にある調理室とその隣の事務所になります。
ド真ん中というのは、西病棟と東病棟をつなぐ
なが~い廊下の真ん中に調理室があるためで、調理や盛り付けしている様子をご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
毎日、朝・昼・夕食を入院患者さんに召し上がっていただくため、調理・盛り付けをする調理師8名と調理助手3名、その食材 を発注・購入し、正しく良い食材が納品されているかを確認する事務職員2名、 献立作成や食材・調理の確認を行う管理栄養士4名がおります。
皆さんは「食べる」ことを何気なく当たり前のように行っているかもしれませんが、入院をしたり、手術をしたりすると当たり前にできなくなることもあります。
そのような環境でも多くの方に「安全」で「おいしい」と思っていただける食事を準備していきたいと思っています。
そして献立はふだん召し上がっているような家庭料理、特に「和食」を中心にしております。
入院中の食事を準備するだけではなく、管理栄養士は食事でお困りの患者さんがどのようにしたら食べられるようになるか 考えたり、直接お会いして話しをうかがうこともあります。
また、糖尿病や高血圧症などの方とは「栄養食事指導」を通して、おすすめの料理や食事内容の話しをしております。
栄養食事指導という響きは 「制限させられる」 「食べちゃダメって言われそう」 「好きなものはやめなさいって言われそうだからヤダなぁ~」 と思われがちですが、「どのようにしたら食べられるか」 「楽しく食事をするためにはどうするか」を一緒 に考えていきたいと思いますので、恐がらずにお越しください。
のみ込む力が弱くなった時にはどのような形や料理が良いのか、少量でエネルギーがとれるものはないか、など患者さん自 身だけではなく、「ご家庭での食事」に悩むご家族とお話しすることもあります。
病院という中では直接行う治療や看護、検査やリハビリなどと異なるように感じるかもしれませんが、日々の食事を通して 栄養管理室の職員は皆さんの治療や健康の維持に関わっていきたいと思いますので、これからもどうぞ、よろしくお願い致します。