村山医療センター 医局秘書
アルーナ
こんにちはアルーナです。
インターネットを利用して気軽に病院や医師の情報を入手できるのはとても便利ですよね。
でもいざ調べてみると。どの病院で、どの専門医に診てもらえば良いのか迷うことが多いのではないでしょうか。
「こんな症状で困っています。どこか良い病院を教えて下さい。」
みなさんもこんな質問を受けたことがあるのではないでしょうか?
名医を紹介するサイトや本はたくさんあります。しかし、医者にはそれぞれの専門がありますので、膝や関節の名医が脊椎の名医とは限りません。では、どうすれば良いのでしょうか?まず信頼できる医師から専門医や適切な病院を紹介してもらってはいかがですか。
最初に患者さんの病気や症状に確定診断がついているかいないかで受診する医療機関の規模が変わります。確定診断がついていない場合は、まずかかりつけ医に相談、または身近な診療所やクリニックをさがして診療を受けたてみてはいかがでしょうか。かかりつけ医の診察を受けて大きな病気や専門的な診断が必要になった時、診療所やクリニックから適切な設備が整った病院に紹介してもらうことができます。
インターネットや本、または知人から口コミでいわゆる名医をさがしても、紹介状を求められることもありますし、紹介状なしで受診する場合は患者負担金が必要となります。せっかく探した専門医や病院の診察を確実に受けるには、相談にのってもらえるかかりつけ医をもたれることを検討してみてください。
サイトによれば、「ここに掲載されている医師は全て名医」、ミシュランガイドスタイルのサービス、クリンタルで当院の医師、谷戸 祥之(やと よしゆき)が紹介されております。以下、クリンタルのインタビューからの抜粋です。
村山医療センターの脊椎脊髄手術件数は、2015年度は711件、2016年度889件と年々増加傾向にあります。2017年度は脊椎脊髄手術は1000件を超えそうです。
その背景には、村山医療センターは昭和時代より脊椎脊髄疾患に強く、歴史のある病院であるということです。現在、脊椎脊髄を専門にする先生は13人いますが、国内で13人もの脊椎脊髄専門家が在籍する病院は少ないと思っております。手術症例はすべてカンファレンスで症例検討を行い、その患者さんにとってベストな治療方法は何か相談します。専門を志す医師が13人集まれば、毎日行われるカンファレンスは学会と並ぶくらいの意見交換の場になります。ベテランの医師も若い医師も意見を出し合い、日々スキルアップを図っています。
また、手術室にはナビゲーションシステム、2台の32ch神経刺激装置、手術用顕微鏡などの最先端医療機器をそろえており、難しい手術でも患者さんにとって安全に行えるような環境を整えているのも魅力の一つだと思います。新しい事も取り入れ、今までの歴史に裏付けて評価もしながら、ひとりひとりの医師が患者さんと向き合うことを大切にしています。
谷戸副院長の詳しいインタビュー内容は別の記事でまとめております。